こんにちは。『ぅて』です。
アンバスケード、ゴブリン族でネイグリング&TPボーナスの高倍率サベッジの対抗馬としてエクスカリバー&デイブレイクワンドの光連携:光ダメージ特化で比較した動画を投稿しました。
ここでは『光連携:光ダメージ』について、実践を交えてお伝えしていきます。
光連携ってそもそもどういうダメージ?
まず最初におさらいです。
「光連携」や「闇連携」と聞くと、複数の属性(光連携なら火・風・雷・光)が合わさった“複合属性ダメージ”のような印象を受けるかもしれません。
しかし実際にはその中からひとつだけ属性を参照した魔法ダメージとして処理されるというのが正解です。
内部的には、対象モンスターの属性耐性をチェックして、火・風・雷・光の中で耐性が一番低い属性を選び、それが光であった場合に光連携:光属性ダメージとして採用されるのです。
【光連携とは】
火・風・雷・光の中でもっとも低い耐性を参照して、該当属性の魔法ダメージとして計算される。
同率で複数の属性耐性が並ぶ場合には、参照する優先順位で決定されます。
優先順位ってどう決まってるの?
属性耐性が同じ場合、どれが選ばれるのか——そのヒントは「精霊魔法の並び順」にあります。
精霊魔法の習得リストをソートして見てみると、属性の並びは次の通りです:
火 → 氷 → 風 → 土 → 雷 → 水 → 光 → 闇

この並びが優先順位になっていると言われています。
(※光と闇は精霊一覧に載っていないが、末尾に続くと考えてOKです。あとなぜか計略の並びはその限りではない)
したがって、光連携では:
- 火 → 風 → 雷 → 光
闇連携では:
- 氷 → 土 → 水 → 闇
この順番で優先属性が決まります。
実戦例:ゴブリン戦の属性耐性と光ダメージ
今回の検証対象となったのはアンバスケードのとてむず・ゴブリン族。
ボスである赤ゴブリンの属性耐性は以下の通りでした:
※『英雄なき時代の英雄』ごまだらさんのツイートより

溶解 30% | 炸裂 30% | 衝撃 30% | 貫通 40% |
硬化 30% | 切断 30% | 振動 30% | 収縮 20% |

溶解 50% | 炸裂 50% | 衝撃 50% | 貫通 60% |
硬化 50% | 切断 50% | 振動 50% | 収縮 30% |
上記の属性耐性表は、LV1連携を用いて連携ダメージが100%通る状態を基準の耐性値として見た場合に、対象の属性耐性の影響で連携ダメージがどれくらい増減をするかを調査した表となります。
つまり、各項目の%が低い程、耐性が高いとなります。
最低が5%で最大が150%の15段階あり、耐性ランクという言葉で表現されています。
上記のゴブリンの表ではもっとも耐性が低い、つまり%が高いのが光属性の貫通で、これがLV3連携で採用される属性となります。
こういった仕組みから、連携ダメージの属性が光の場合、デイブレイクワンドを使えば『光属性魔攻+50』、つまり+50%のダメージアップが期待できるわけです。
武器や防具に属性魔攻がつく場合に連携属性のダメージが合致すれば同じようにダメージアップが図れます。
『WTリング+1(ウェーザーリング)』は光属性魔攻+11で、デイブレイクワンドと合わせると+61となります。
さらに有名どころの『オルペウスサッシュ』は全属性魔攻+15で、上記と合わせると+76となります。
少し脱線しますが、この『オルペウスサッシュ』は近距離である必要がありますが、全属性が対象で、他の属性魔攻が採用されていなければ純粋に魔法ダメージや連携ダメージの+15%アップが見込めます。
様々な用途で使い道があり、高額なりの理由があるわけですね。
3回のWSで光連携→光連携とつないだ時の連携数倍率と最終倍率
連携ダメージは直前のWSのダメージを元にいくつかの倍率要素を掛け算して決定されていきます。
今回の実践では直前のWSダメージを基にして、だいたいこんな感じの掛け算で決まっていきます。
- 耐性値
-
敵の属性耐性に応じた0.05~1.5倍のダメージ修正
- 属性魔攻
-
今回は光属性魔攻+76なので1.76倍のダメージ修正
- 連携ボーナス
-
特性・装備の合算分で今回は1.38倍のダメージ修正
- 連携倍率
-
LV3光の1連携は1.0倍、2連携は1.5倍のダメージ修正
つまり、黒魔ゴブにサベッジ→ナイツの光1連携をすると【耐性値】×【属性魔攻】×【連携ボーナス】×【連携倍率】となるので、光連携ダメージは0.6 * 1.76 * 1.38 * 1.0 でナイツのWSダメージのだいたい1.45728倍ですね。
だいたい、としたのは装備などの魔法ダメージ分に【耐性値】×【属性魔攻】が計算されて連携ダメージに加算されるからですね。正直、微々たるものです。
他ゴブ(黒魔・暗黒・戦士)にサベッジ→ナイツ→ナイツで光2連携にした場合、光連携で対象耐性(火・風・雷・光)が1段下がります。
【耐性値】→貫通 60%から70%に耐性ダウン。
さら光の2連携なので【連携倍率】は1.0倍から1.5倍に!
なので、光連携ダメージは0.7 * 1.76 * 1.38 * 1.5 で締めのナイツのWSダメージのだいたい2.55倍と跳ね上がります。
残念ながらボスの赤魔ゴブは光耐性がさらに2段高く、シェルVで3割ほどの魔法ダメージカットがあるので見た目上のダメージはイマイチな結果となりましたね。
1連携光ダメージ:0.4 * 1.76 * 1.38 * 1.0 でナイツのWSダメージはだいたい0.97152倍からのシェルVで最終0.68倍
2連携光ダメージ:0.5 * 1.76 * 1.38 * 1.5 でナイツのWSダメージはだいたい1.82162倍からのシェルVで最終1.275倍
今回のネイグリング&TPボーナスサベッジVSエクスカリバー&デイブレイクワンドの勝負でスタイミーディスペルを『あり』にしてシェルVを消していたらエクスカリバー&デイブレイクワンドが有利だったでしょうね。
実際に使用した光連携:光ダメージ重視の装備セット

主:エクスカリバー R15
副:デイブレイクワンド
頭:ニャメヘルム R20
胴:ニャメメイル R20
手:ニャメガントレ R20
脚:ニャメフランチャ R20
足:LTウゾー+3
遠:オシャシャの原論文
首:ウォーダチャーム+1 R15
耳:シェリダピアス
耳:テロスピアス
指:コーネリアリング
指:WTリング+1
背:スセロスケープ(STR/WSダメージ)
腰:オルペウスサッシュ
まとめ
- 光連携や闇連携は複数属性の複合ではなく、単一属性として処理される
- 対象モンスターの属性耐性が最も低い属性が選ばれる
- 同じ耐性の場合は優先順位で決まる
- デイブレイクワンドのような武器は光連携が光属性として扱われたときに真価を発揮する
こういった仕組みを理解しておくと、連携戦術の幅がグッと広がると思います!
余談:実はデイブレイクワンドで道を切り開いてきた
過去、デイブレイクワンドに活路を見出したシーンは多々あります。私にとっては重要な戦術武器の一つです。
もう5年以上も前になりますが、王将赤ソロではラスト30秒の削り試練では光連携:光ダメージの仕組みを最大限に活用するためにデイブレイクワンドを使いギリギリでの討伐に成功しました。
この時は多段連携で、核熱(光ダメージ)、光→光と繋げていましたね。
改めて見ると2019年12月当時では現在のように火力インフレしておらず、かなり工夫した感があります。
学者ソロにおいてもデイブレイクワンドは重要な火力WSになる戦術武器で、核熱(光ダメージ)となるケースでは非常に活用しています。
個人的にぐっと来たのは学者の銀ソロで、マジックアキュメンでTPを貯めて震天核熱連携で光ダメージで削る戦術です。
こちらは2024年11月で、オデシー、エンピ装束のおかげで大分楽になっての討伐でした。
4年くらい前に構想して挑戦していましたが当時は色々と不足していましたね。
いかがだったでしょうか。
皆様もぜひデイブレイクワンドを活用してみてください!
コメント