こんにちは、『ぅて』です。
今回はリニューアル実装された新コンテンツ『リンバス』について語っていきたいと思います。
このリンバス、よくあるチケット制・専有型エリアではなく、複数のプレイヤーが共有する常時開放エリアへと姿を変えて再登場しました。
そして注目すべきは、その強化報酬として用意されたアーティファクト装束+4(AF+4)、レリック装束+4(RL+4)の存在です。
ステータスの伸び幅は“順当強化”…?
まず先に結論を言ってしまうと、AF・RL装束の+3から+4への変化は、思ったほどのインパクトはなかったというのが率直な印象です。
特殊プロパティは据え置き。基礎ステータスは順当な数値の底上げもありますが、特色がわかれるように調整されています。
また一部のステータスはしっかりブーストされています。だいたい以下のような傾向が見られます。
- AF装束+4:DEX/AGI/MNDが少し伸び、回避+40/魔回避+25が大きく伸びるバランス。
- RL装束+4:STR/VIT/INTが少し伸び、回避+25/魔回避+40が大きく伸びるバランス
もともと、アーティファクトは命中・魔命が高い傾向があり、レリック装束は命中・魔命は抑え気味で攻撃・魔攻が際立つような攻撃的な装束でした。
このように、基本的にはそれぞれの装束が本来持っていた方向性が伸びるので、調整意図としては明快です。
強化の“価値”は装備状況次第
今回の装束強化で最も影響が出るのは、自分の運用している装備ラインに対してどの部位を更新すべきか?という判断。
とくに注目したいのは、ウェポンスキルダメージ(WSD)が付いている部位。
前衛用装束にはWSD+10→+12の上昇もあり、これは現役装備が順当に伸びる性能です。
ある程度強化済みのニャメ装束Bとの選択になりますので検討価値が高いです。
対して中衛・後衛向け装備ではWSD+6→+9など、控えめながらもステータス・命中・攻撃などの総合評価で更新候補に挙がりそうなのもあります。
精霊魔法用途で言えば、INTや魔攻が伸びるレリック装束は要検討です。これも「元の装備と比較してどうか?」という軸で考えたいですね。
アーティファクト・レリック装束+3から+4の変化を表で比較すると
大まかな傾向は上で述べた通りですが、その中でも前衛系と中・後衛系で若干ステータスの伸び方が異なります。
前衛系
ステータス | AF+3→+4 | RL+3→+4 |
---|---|---|
防 | 5 | 5 |
HP | 10 | 10 |
MP | 10 | 10 |
STR | 5 | |
DEX | 5 | |
VIT | 5 | |
AGI | 5 | |
INT | 3 | |
MND | 3 | |
CHR | ||
命中 | 10 | 5 |
攻 | 5 | 10 |
飛命 | 10 | 5 |
飛攻 | 5 | 10 |
魔命 | 10 | 5 |
魔攻 | 2 | 3 |
魔D | ||
回避 | 40 | 25 |
魔回避 | 25 | 40 |
魔防 | 1 | 1 |
スキル | 1 | 1 |
WSD | 2 | 2 |
中・後衛系
ステータス | AF+3→+4 | Relic+3→+4 |
---|---|---|
防 | 5 | 5 |
HP | 10 | 10 |
MP | 10 | 10 |
STR | 3 | |
DEX | 3 | |
VIT | 5 | |
AGI | 5 | |
INT | 5 | |
MND | 5 | |
CHR | ||
命中 | 10 | 5 |
攻 | 5 | 10 |
飛命 | ||
飛攻 | ||
魔命 | 10 | 5 |
魔攻 | 2 | 3 |
魔D | 2 | |
回避 | 40 | 25 |
魔回避 | 25 | 40 |
魔防 | 1 | 1 |
スキル | 1 | 1 |
WSD | 3 | 3 |
“被ダメカットなし”、他防御面はどう評価する?
今回のAF・RL装束強化では、被ダメージカットは追加されませんでした。
エンピリアン装束+1から+2+3に見られた、性能爆上げ・耐久性能・特殊プロパティまで含めてリワークされた装備と比較すると、物足りなさが残ります。
RL装束では一律に魔回避+40のような高性能ステータスが加わっているとはいえ、現状の上位装備基準に引き上げた形です。
魔回避は重要なプロパティですが体感しづらいのが難点。被ダメージカットのように確実性のあるものではないので、ぱっと見では評価されづらいです。
魔回避はオールジョブのニャメ装束、重装のサクパタ装束、軽装のマリグナス装束、エンピリアン装束、後衛系はもともと高くまとまっている実情があります。
被ダメージカットのないRL装束で底上げされた魔回避にありがたみを感じるジョブは限定的です。
一方、AF装束では一律に回避+40と大きくブーストされていますが、様々な上位装備と比較して突出しているほどでもなく、そもそも回避が活かせるジョブが限定的です。
赤魔目線の優先度は?
個人的に食指が動くほどの装束強化ではありませんでしたが、スキルが1ずつ伸びるので強化魔法スキル目的で鍛えるのはありだなとおもいました。



他にもニャメ装束Bの強化ランク次第ではVIシャポー+4やATグローブ+4も十分候補にあがりますね。


さらにはシャンデュシニュ装備ようにVIタイツ+4も良いです。
結局のところ、赤魔道士はアーティファクト装束もレリック装束もエンピリアン装束もすべて恵まれているジョブなので結論、全部強化したい!ってなるんだろうと思います。
それでもやはりどこかでエンピリアン装束のような大改造されたAF/RLの+4装備でヴァナ・ディールが湧きたつようなお祭りが起きるのを期待しちゃいましたね。
例えば、なぜかMBがあるのに魔攻がないATシャポーにしっかり魔攻が付与されたらわくわくしますからね!

今後の展開に期待です。
赤魔参考用の比較画像





比較するとよくわかります。しっかり強くなっているように見えるのです。
なんか惜しい・・・。
やはり標準ともいえる上位装備の被ダメージカットであったり、特殊プロパティがほんの少しでも増えていたら・・・。
今後の育成方針と問いかけ
作成に必要な粒子ポイントや稼ぐ工数はソロ活動だと部位によっては重めです。
PTやLSでわいわい乗り込んで気づいたら溜まっているという理想かもしれません。
直近の大盤振る舞いと比較すると物足りなさを感じる報酬なのでトーンダウンした方もいることでしょう。
- 現役で使っている部位を順当に強化する?
- コンプリート魂で順々に強化する?
- あるいは様子見?
判断の分かれるところです。
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