どうもこんにちは、『ぅて』です。
今回は、2025年2月のバージョンアップで実装された『マクロテスト用カーディアン』について語っていきます。
普段の検証記事とは違い、今回はコラム形式ということで、思ったことをそのまま素直に綴っていきたいと思います。
プレイヤーが期待した「カーディアン」の姿
『マクロテスト用カーディアン』が実装されると聞いたとき、皆さんはどんなイメージを持ちましたか?
きっと、TPがたまり、ダメージが表示され、連携やマジックバーストの確認ができる「動かない殴り放題の敵」を想像したのではないでしょうか。
さらには、カーディアンの強さを調整できたり、支援メニューで強化状態を選択できたら、なんて期待もしていたかもしれません。
しかし、ふたを開けてみると――
・ダメージは0
・TPはたまらない
・装備変更の効果確認もできない
たぶん、みんな事前レターと実装アナウンスのズレから予感していましたよね。
いくばくかの期待は「なんじゃこりゃ」の声とともに飛んでいきました。
動かない=使える?
とはいえ、完全に使えないかというと、「そうでもないかー?」とも思ったりしました。
反撃していってことはWSや魔法のエフェクトをじっくり確認したり、私個人としては動画素材の撮影にはかなり便利かもと。
特に、ズームで寄って撮る用途にはぴったりだったりします。
いやいやいやいや・・・。
さすがに本来の目的、「マクロや装備の挙動確認」は、到底できる代物じゃないので擁護は厳しいですね。
2025年4月バージョンアップで調整されるも・・・
そして先日、調整バージョンアップが入りました。
今度はカーディアンにちょっかいを出すと特殊アイコンが出て、TPが自動で1000までたまり、WSが撃ち放題です!
しかし、相変わらずダメージは表示されず、さらにHP・MPの回復が出来なくなりました。
そう、皆、わかっています。
開発としてはエミネンスの不正取得などを警戒してるんだろうな、というのは察せます。
期待される効果を考えるプレイヤー目線と、影響を懸念する開発目線の違いといいますか、言語化が難しいですが恐らく色々とあるんだろうなとは思います。
でも、その配慮が先行しすぎて、プレイヤーが本来やりたかったことができなくなってしまっているのは、やっぱり目的のすれ違いを感じるんですよね。
これまでにもFF11では、こうした“プレイヤーの声がそのまま届くことは少ない”というのは何度も経験してきました。
でも、やっぱり毎回どこかで期待してしまうんです。
「今度こそ、プレイヤー目線で求めているものを反映してくれるんじゃないか」って。
それだけに、今回の調整はちょっと、いや、かなりズレが広がっていってるなー。こりゃ交わらんなーという感想でした。
最初にイメージしたこと
個人的に想像していた理想の仕様を少し語らせてください。
たとえば、カンパニエにある「アライドタグ」のように、かかし専用の「マクロテストタグ」が発行されて、
・戦闘スキルや潜在WSのカウントが抑制される(アライドタグがそう)
・タグ中は支援効果を自由に選べる(最大ヘイスト、攻撃力強化など)
・TPが通常通りたまり、WSやマジックバーストを確認できる
・消耗品を使っても消費されないテストモードになる
カーディアンの傍には派遣されたタルタルがタグを発効してくれて、色んなメニューを出してくれる。
タグ発行中はドメインのようにエリアが表示されたり、当然エリアチェンジなどで効果は切れる。
消費なしでエンドレスショットを絡めたエクレア矢段のマクロテストを存分にできる(エンドレス自体がもう使わないアビだろうけど)
そんな手の込んだ仕様は無理だと思いつつも、今の仕様ではどうしても「なぜこうなった?」という思いが残ってしまいます。
想定ターゲット層はどこ?
おそらく、今回のカーディアンは現役最前線プレイヤー向けではなく、初級者や復帰勢が対象なのかもしれません。
ただ、その割には説明不足で、やれることも限られているため、使い道が分かりにくいのが正直なところです。
「着替えが成功してるか分からない」
「MBのダメージも見えない」
……これでは、戦闘面の検証には使い物にならないという声が出るのも無理はないと思います。
使い道を見つけてやろう競争
文句ばかり言っていても仕方がないので、自分なりに「今の仕様でできること」を模索中です。
このテスト用カーディアンが初級者や復帰勢に向けた実装であれば今の仕様だからこその学びがあります。
その一部は、後日動画としてまとめようと思っています。
最後に
もし開発側が今後「ダメージ90%カット」などの仕様で調整してくれれば、エミネンスの悪用も防げつつ、ダメージ検証も可能になるのでは?と思います。
でも、そのくらいのことは重々承知されているはずで、やっぱり好き勝手に出来たら色んな検証に使われるのも避けたかったのかなとも思います。
結局のところ、「マクロテスト用カーディアン」は、プレイヤーと開発の間にある“距離”を再認識させられる実装だったと感じます。
でも、そのギャップを埋めるのも、私たちプレイヤーの工夫次第なのかもしれませんね。
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